メディコンパスクラブ会報第43号は、総合東京病院 脳神経外科の森健太郎先生に、脳血管疾患、特に『くも膜下出血』治療の最前線についてうかがいました。
脳の血管が破れて出血するタイプの脳卒中『くも膜下出血』は、その原因となる脳動脈瘤を脳ドックなどを通して未破裂の段階で見つけ、破裂リスクが高ければ、早期にクリッピング手術を行うことで予防することが可能になってきました。なかでも注目されるのが、「鍵穴手術」によって行う動脈瘤クリッピング術です。
高度な技術を要しますが、小さな開頭で行うため、患者さんの体への負担を減らすことができます。
森健太郎先生は、こうした鍵穴手術の第一人者であり、脳動脈瘤や脳腫瘍手術の最前線で活躍されています。
森先生のこれまでの実績とともに、総合東京病院 脳卒中センターにおける急性期脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)への対応や特長についてもお話しいただきました。
◎メディコンパス第43号/インタビュー
総合東京病院 脳神経外科/脳卒中センター長
森 健太郎 先生に聞く 脳血管疾患治療の最前線
未破裂動脈瘤クリッピング術と脳腫瘍手術
鍵穴手術による体にやさしい外科治療
